【網膜剥離の手術】 入院日数や期間、費用について

網膜剥離

網膜剥離とは、目の中の網膜がはがれる病気です。網膜剥離を放置していると、最悪の場合、失明の可能性もあります。薬では治せないので手術で早めに治療しなければなりません。

ここでは、網膜剥離の手術の入院日数や期間、費用についてご紹介します。

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網膜剥離の手術について

⇒ 網膜剥離について【動画】

網膜剥離になると、網膜裂孔や円孔と呼ばれている網膜の穴を介して、眼内の水が網膜に溜まります。溜まって行く水が増えていくにつれて、網膜が剥離する範囲も広がって行き、見え方が変わってきます。そのため、自覚するのはわりと簡単といえます。

頻度でいうと1万人に1人程度が発症すると言われており、原因や症状・状態は人それですが、今ではほとんどのケースで手術での完治が可能になっています。網膜剥離を改善させる手術の方法は、主に【強膜バックリング】と【硝子体手術】の2種類になります。症状によって手術方法を選びますが、手術の内容や時間についてご紹介しますね。

【強膜バックリング】
こちらの手術は、穴が開いている部分の眼球の外側にある「強膜」にシリコンスポンジなどを付けて行う方法です。時間は1時間前後と比較的短く、術後も1週間ほど安静にしていれば大丈夫です。

【硝子体手術】
こちらは眼底が十分に観察できない場合や裂孔が深いところにある場合に行われる手術で、硝子体の牽引が強い場合などはこちらの手術方法になります。手術にかかる時間は、一般的に2~3時間程度といわれています。

網膜剥離の手術で誤解のないようにしておきたいのは、「完治させるため」ではなく「今より はがれるのを防ぐために行う」ということです。レーザーで網膜がはがれていないところに熱を加え、今以上にはがれるのを防ぐ方法もあります。

手術の入院日数や期間は?

網膜剥離 入院

手術後の入院期間は、意外にも短く、1~2週間ほどで退院できます。

ただし、その後、視力検査や定期健診などもあり、それらの期間は2週間前後であると言われています。退院できる経過は、症状によって異なります。

網膜剥離の手術費用について

網膜剥離

手術にかかる費用は、部位や状況によって異なってきます。保険が適応されるので、基本的には【3割負担】となっています。円孔のみの場合だと、あまり費用はかかりませんが、孔が広がっている場合には、さらに費用がかかると予想されます。加入している保険などを組み合わせれば、5~6万円ぐらいで手術を受けられます。

ただし、手術にも2種類あり、比較的軽い症状の際に使われるレーザー治療では上記の値段ぐらいで済みますが、本格的な施術が必要な場合には、さらに費用がかかります。

また、施術を行う際には、手術費用に加えて、薬代や入院代などもかかってきます。そのため、普通の治療の2~3倍の費用はかかるということを覚悟しておかなければなりません。

網膜剥離の手術での注意点は?

手術の時間

網膜剥離を治療していく中で、注意しなければならないのは、感染症への感染です。感染してしまうと、命に関わることもあるため、術後は安静にし、医師の言うことを必ず守らなければなりません。また、激しい運動も避ける必要があるため、手術後の約10日間は病院で安静にしなければなりません。

手術後に眼や体を動かしたからといって、手術の結果に大きな影響が出ることはありませんが、一般的に眼の中の状態が落ち着くまでには約1~3か月かかるといわれています。なのでこの期間は特に、眼に負担や無理のかからない生活を送ることが大切です。

網膜剥離は早期発見・早期治療で進行を抑えることができます。保険もだいたい利用できるので、目に異常を感じたら 早めに眼科を受診しましょう。

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